今日は多くの学校の学校別サピックスオープンが実施されました。
テストを受けた6年生のお子さんはかなり疲れたことでしょう。(筑駒受験組は明日も実施のようですが・・)
長男の時の経験から書きますが、学校別サピックスオープンの方が、合格力判定サピックスオープンより入試結果にリンクするような先入観がありますが、必ずしもそうとは言えません。
学校別サピックスオープンをどのようにとらえるか
以前の記事にも書きましたが、学校別サピックスオープンは、その学校の特色を前面に出した問題を多く出題し過ぎる傾向があると思っています。
実際の入試問題を見ると、スタンダードで標準的な難易度の問題も多く出す学校にも関わらず、難易度の高い問題を出すというイメージ先行でそういった問題の比率が高くなる傾向がある印象です。
そのため、学校別サピックスオープンの結果が悪いことだけをもって、悲観的になるのはおすすめしません。
この後に実施される合格力判定サピックスオープンの結果が良ければ、十分狙えると考えるべきでしょう。
結果で注目すべきこと
また、通常のテストと母集団が違うので、偏差値よりも順位に注目すべきです。
長男が受けた2年前の学校別サピックスオープンでは、実際の入試の受験者数の7割くらいが受験しましたが、そのような場合は例年の合格者数の7割以内の順位であれば、合格圏にあるという判断ができます。
年々サピックス生が増えているので、今年は更に多くの生徒が受けている可能性もありますね。
そうなると、まさに来年の入試のリハーサル的な位置づけになるので、順位に注目すると同時に、あと何点位取れていれば合格圏なのかという感触をつかむことも大事です。