兄の入試(2019年2月)の際には、インフルエンザで実力を発揮できないという事態だけは避けたかったので、事前に抗インフルエンザ薬のリレンザを処方してもらい、予防投与して臨みました。
最近は入試の際に投与する方も増えているようなので、処方してもらう方法、投与のタイミングなど紹介します。
なお、どんな薬にも副作用はあるため、 処方の際に医師からきちんと説明を受けた上で、自己責任での投与をお願いします。
抗インフルエンザ薬を処方してもらう方法
耳鼻咽喉科などの病院で処方してもらいます。
町の病院で問題ないです。
通常はインフルエンザに感染した場合の治療用として処方されるので、医師に正直に、
「2月1日に本命中学校の受験を控えていて、どうしてもインフルエンザに感染したくないので、抗インフルエンザ薬のリレンザを処方してください。」
と伝えてください。
医師から見ると、インフルエンザは特別な病気ではなく、流行しやすい風邪という位置づけなので、医師のポリシーによっては、予防のための処方に積極的ではない場合もあります。
上記のような事情を伝えれば、処方してもらえると思いますが、もめるような場合は別の病院でお願いした方が良いです。
費用ですが、予防投与は保険が効かないので、診察料込みで6000円程度はかかるとみてください。
行くのが入試の直前だと、病院で感染してしまうという、本末転倒な結果になる恐れがあるので、処方を望む場合は1月上旬までには行くことをおすすめします。
投与のタイミング
予防としてはリレンザしか使ったことがないので、以下はリレンザの場合の話です。
リレンザは吸入薬(吸入器から薬の粉を吸う)で、1日1回10日間分が処方されます。
そして、発症を予防できるのは薬を投与している期間だけです。
入試前にインフルエンザにかかった場合に5日間程度は本調子でない状態が続くこと、併願校を合わせると2月1日~2月4日くらいまでは入試が続くことも考慮すると、本命校の受験日の1週間前に投与を開始するのが良いと考えています。
2020年の2月1日が本命校と仮定すると、1月25日か1月26日に投与開始が良いでしょう。
投与の際の注意点
吸入器に薬をセットしてから吸入する必要があるのですが、コツが必要(説明書見れば分かります)なので、親がセットしてあげた方がいいでしょう。
ちゃんとセットできてなくて、無駄にしちゃったということがないように。
また、投与の期間が長いので、毎日忘れないようにしましょう。