以前、中学受験する子にはブラタモリがおすすめという記事を書きました。
社会の問題で出てくるような、全国各地の特徴を分かり易く理論的に説明してくれるのがその理由ですが、先週放送された「白川郷~白川郷はなぜ美しい?~」を見て、改めて良さに気付きました。
それは、番組中で、専門家から投げかけられるヒントを頼りに、タモリさんが「なぜそうなっているのか」の答えを当てるシーンが度々あるのですが、その思考が、まさに中学入試の問題を解くときのアプローチと同じだからです。
白川郷の回では、
- なぜ合掌造りの家は同じ方向を向いているのか
- なぜここに平地ができたのか
- 道がカーブしているのはなぜか
- 湧水の場所が直線上に並んでいるのはなぜか
などの問いが出てきましたが、非常に分かり易く解説されていました。
これらの知識を暗記するのではなく、他の事例から類推したり、考えて答えを導くプロセスが中学入試でも重要ですが、それをタモリさんが見本を見せてくれるので、子供にとっても(大人にも)非常にためになる番組だと改めて思いました。
なお、この白川郷の回は、
NHK総合1:2020年12月15日(火) 午後11:45 ~ 午前0:30 (45分)
で再放送予定なので、見ていない方は録画をおすすめします。